データサイエンス技術
あらゆる事業領域のデータ活用支援とDXを推進
あらゆる事業領域へのデータ活用支援
多様なニーズを持つ消費者への価値提供、そしてますます効率化が求められる業務オペレーションの改革を実現するためには、蓄えられたデータを最大限に活用することが有効な手段です。データサイエンスは、データから様々な効率化/最適化のエッセンスを引き出し、働く人や環境に優しい業務改革に貢献する技術です。
技術概要
コニカミノルタのデータサイエンス技術には以下の特長があります。
①データ起点ではなく顧客/現場の困りごと起点!
データをとりあえず分析はしません。顧客の課題解決のために必要なデータを見極め、最適な分析手法を選択します。
②分析のアウトプットはアクションに繋がるものを!
分析のための分析はしません。施策のアクションに繋がる分析アウトプットは何か?を逆算して分析を設計します。
③始まりは小さく、夢は大きく!
まずは顧客の身の回りの困りごとを解決するところから始め、分析の深化×水平展開で大きな夢の実現にチャレンジします。
データサイエンスによる生産領域DX①
課題起点型データ活用による生産現場のDX実現
生産現場はデータを活用したDXの期待が大きい領域ですが、現場ごとに特色があるため、現場の課題を正しく吸い上げることがDXの実現には必要不可欠です。コニカミノルタでは、生産や間接業務などの現場を良く知るエキスパートとデータサイエンティストがタッグを組み、現場課題を起点としたデータ活用を推進する活動を行っています。データ可視化から予測、最適化など多岐にわたる100件以上のテーマに取り組んでいます。
データサイエンスによる生産領域DX②
骨格検出データを用いた機械学習アプローチによる組立工程改善
コニカミノルタでは、工場での組立工程の生産性改善のため、QC(品質管理)やIE(生産工学,Industrial Engineering)の手法を活用して工程改善を図っています。工場にて手作業をしている作業者の行動を定量化する際に、分析担当者が工程を直接観察しており、非常に工数がかかっていました。そこで、FORXAI Recognitionの「骨格検出アルゴリズム」を活用して、作業者の行動定量化を行い、作業者の移動距離や間接作業時間の出力の自動化を推進しています。
データサイエンスによる介護領域DX
HitomeQデータの活用で介護現場に変革を
HitomeQケアサポートはお部屋の行動分析センサーによる映像とスマートフォンを軸に介護現場の業務負荷削減・ケア品質向上を実現するサービスです。このケアサポートシステムから得られるデータを収集・蓄積し可視化することで、入居者様に合わせた最適なケアやスタッフの業務効率化に活用できるようなデータサービスメニューを開発しています。提示するデータは各施設の課題に合わせられるよう、特徴量エンジニアリング・データビジュアライゼーション・変化検知などの技術を用いて最適化しています。