人行動認識技術
高精度・高速処理の人行動認識AIが幅広い産業で活躍
実運用を通じて磨き上げた人行動認識技術
コニカミノルタでは、幅広いユースケースでの運用を通じて、人行動認識技術を磨きあげてきました。屋内・屋外、横からの画像、天井からの画像、通常のカメラレンズから魚眼レンズまで、様々なユースケースに対応可能です。
技術概要
コニカミノルタの「人行動」カテゴリーにおける AI 技術開発では、Deep Learning を活用した人検知・姿勢推定・行動認識などのアルゴリズム開発を進めています。大量の現場画像を学習させることで、どのような環境でも誤認識をしにくい、ロバストな「人行動」認識技術の開発を行っています。実際に、単眼静止画像からの人検知・2D姿勢推定において、認識精度の高さと高速処理の両立を実現し、すでに製造・リテール・ヘルスケアなど様々な事業に活用しています。
2D骨格検出
画像から人物や物体ごとに関節点の2D位置を検出します。マーカーレスで屋内外を問わず利用でき、動物など物体にも応用できます。
3D骨格検出
複数のカメラを用いることで、骨格の3D座標を推定します。実際のスケール(cm単位) で骨格を検出します。
2D/3D骨格追跡
2Dまたは3Dの骨格検出結果を時系列で対応付けることで、人物や物体ごとに骨格を追跡します。対象が隠れて見失っても、一定時間内なら再発見して追跡を再開できます
物体2D領域検出
人物や物体の種類とともに領域(矩形やポリゴン)を検出します。骨格検出と同時に実行することができ、組み合わせることで様々な用途に応用できます。
行動認識
人物の取る特定の行動を認識します。不審行動の検出や、統計的な解析に利用できます。
人の動き予測
人の動きを予測するアルゴリズムです。
事前に取得した一定時間分の人の動きを入力すると、近い未来の人の動きを予測します。