“みたい”に応える技術

金型微細形状加工と転写技術

金型表面に回折やアレイ、自由曲面形状を付与し、樹脂やガラスに正確に転写

金型表面に微細加工を施すことで製品に様々な機能を付与

データやセンサー画素の大容量化と小型化により、IoTデバイスは高集積化の一途をたどり、光を精密にコントロールすることがますます重要になっています。コニカミノルタは、金型表面に微細加工を施し、レンズ表面に様々な形状や機能を再現性良く表出させることで、色補正、分光、拡散、複数光線の集光、縦横比を変える等、光を自在に操ることで、センサーの高集積化における課題解決に貢献します。

技術概要

Blu-rayの3波長互換ピックアップレンズを例に光をコントロールしている事例を紹介します。Blu-rayでは青、赤、近赤外といった3つの異なる波長の光を1つのレンズでコントロール必要があり、コニカミノルタは高度な光学設計技術、精密金型加工技術、そしてプラスチック成型技術によってそれを実現しました。
その他にも、自由曲面上に可変ピッチで回折形状やアレイ形状を付与する技術を有しており、今後ますます高集積化が進むセンシングデバイスに貢献します。

対応可能な仕様例

レンズアレイ金型

コニカミノルタでは、用途、形状に応じてさまざまな加工機を使い分け金型を作成します。 ■自由曲面  ●最大面サイズ:Φ600mm  ●表面粗さ:Ra5nm ■アレイ形状  ●8inch内に光学面4000個  ●表面粗さ:5n ■回折形状  ●最大面サイズ:φ15mm  ●表面粗さ:Ra5nm以下  ●最小ピッチ:2um (ピッチ可変) 高い転写技術により精密な金型へ樹脂を成形します。

Bru-layレンズ表面の回折形状
光通信モジュールのアレイ形状
Bru-layレンズ表面の回折形状
光通信モジュールのアレイ形状

金型からの高精度転写技術

一般的な成型
コニカミノルタの高精度転写成形
一般的な成型
コニカミノルタの高精度転写成形

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