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“みたい”に応える技術

ラベル印刷向けロール紙印刷技術

デジタル・オンデマンド方式で多種多様なラベル印刷の要望に応える

様々なロールメディアに対して、デザイン・バリアブル印刷等のデジタルならではのパーソナライズ印刷を実現

ラベル印刷では、ロール方式が主流で1000mを超える長さのロール紙へ連続・安定して印刷することが求められます。そのため、ラベル印刷機は高度なオペレーションを要するアナログ印刷機が主流でした。コニカミノルタは、高速プリントエンジンAccurioPressで培った電子写真技術、デジタルならではのバリアブル印刷技術、さらに最先端のロール紙搬送技術を融合させて、新たなデジタル・オンデマンド・ラベル印刷機AccurioLabelを開発しました。AccurioLabelは、圧倒的な使いやすさで、普通紙はもちろん、特殊紙、透明フィルムといった様々なメディアにデジタルならではのパーソナル印刷を可能にすることで、お客様のビジネスを新たな領域に拡大していきます。

全てのラベルを異なる配色で印刷。商品価値を高めます。

技術概要

ラベル印刷では、ロール紙を高精度に何百メートルも安定して搬送する技術が必要です。また、別の印刷機で印刷した用紙の上に重ねてカラー印刷を行う「追い刷り」も欠かせません。コニカミノルタでは、高精度なロール紙搬送技術と追い刷り技術を、機械状態センシングとフィードバック制御技術を駆使して新たに開発しました。

高精度ロール紙搬送技術

ロール紙を安定・高精度に搬送するためには、ロール紙の蛇行や弛みが生じないように適切なテンションをかける必要があります。そのため、それぞれのローラ間でロール紙にかかるテンションをコントロールする速度フィードバック技術を開発しました。高精度エンコーダで用紙速度を検知して搬送速度をリアルタイムにコントロールすることで0.05%以下の速度安定性を実現しています。印刷中でもロール紙に対して常時適切なテンションを与えられるため何百メートルも安定した搬送を可能にしました。さらに、画像の位置精度を向上させるためロール紙の幅方向のエッジをラインセンサーでセンシングし、常時用紙位置のフィードバック補正を行う技術を搭載しました。

ロール紙の高精度追い刷り技術

透明フィルムに印刷を行う際は不透明な白地を別の印刷機で印刷した上に重ねて、カラー印刷を行います。「AccurioLabel 230」では、白地印刷されたロール紙に精度良くカラー印刷を行う機能を搭載しています。搬送方向位置はアイマークセンサーにてアイマークと呼ばれる印刷パッチを検知し、このタイミングによりカラー印刷の位置合わせを行っています。白色のアイマークを高精度に検知するために、コントラストを強める背景色を選択できるようにしました。また、アイマークが表側、裏側のどちらにあっても追い刷りが可能なように、センサー配置もユーザーが簡単に変更できるように工夫しています。

多色ラベル印刷への取り組み

ラベル印刷において多色印刷は一般的に行われています。コニカミノルタでは、これまでYMCKの4色印刷を行ってきましたが、我々独自のトナー開発技術を駆使し、多色印刷にも取り組んでいきます。

この技術に関するお問い合わせ

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