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テクノロジーレポート 2023

テクノロジーレポート2023

Technology Report Vol.20, July 2023

目次

  • 巻頭言

    150年間磨き続けたコア技術をAIで進化。
    社会が求める “みたい” に応え続ける

    コニカミノルタ株式会社
    常務執行役 技術担当
    兼 画像IoTソリューション事業部 担当
    兼 映像ソリューション事業部 担当

    江口 俊哉

    江口 俊哉
  • 技術論文・技術紹介

    *は技術論文、無印は技術紹介

    • コア技術:画像

      • ラベル・パッケージ印刷機(AccurioLabel 400)の色合わせ技術

        • 奈良 隆志
        • 内田 悠司

        産業印刷機器に搭載されている、高品質・高生産性なラベル・パッケージ印刷を実現する色合わせ技術について紹介します。ロール紙走行速度制御、画像検査装置によるリアルタイム画像位置検知、さらに画像処理技術を組み合わせることで、画像の位置ズレを防ぎ、連続印刷距離を最大化させます。

      • 軽さと持ちやすさで医療従事者の作業負担を軽減した AeroDR swift の開発

        • 八野 悠里
        • 大瀧 順一朗
        • 山本 宜人
        • 漆山 翔

        医療従事者の負荷を低減するカセッテ型デジタルX線撮影装置「AeroDR swift」を紹介します。ガラスフリー薄膜TFTセンサ・小型リチウムイオンキャパシタの採用と基台の新規開発により、軽量化とハンドリング性向上を実現したほか、高DQE化により患者の被ばく線量低減にも貢献しました。

      • 動態撮影機能付き回診車:AeroDR TX m01の開発

        • 芳村 隆幸
        • 齋藤 剛
        • 生方 兼六
        • 磯貝 幸平

        X線無線動画撮影機能を搭載した回診車「AeroDR TX m01」を紹介します。本回診車にはパネル無線接続、アライメントサポート機能や大型モニターなどが搭載されており、重症患者のベッドサイドでの撮影を実現します。同時に医療従事者の利便性・簡便性が向上し、結果として医療の質向上も期待できます。

      • 共創を支えるFORXAI IoT Platformの継続的進化

        • 戸川 智史
        • 森田 哲史
        • 井田 匠海
        • 武藤 光

        社会のDXを推進するオープンプラットフォームFORXAIが、ローンチから5年でどのように発展し、ソリューションを提供してきたのか、その歩みをご紹介します。FORXAIはこれまでに「AI・アプリケーションの部品化」「権利保護とセキュリティ」「価値提供の高速化と安定運用」の3つの観点で、性能と利便性を向上しており、今後も社会のDX推進に貢献します。

      • 深層学習技術を用いた自動車塗装欠陥自動分類

        • 指田 岳彦
        • 相馬 祥人
        • 吉田 龍一

        深層学習(Deep learning)を用いた自動車塗装欠陥の自動分類技術を紹介します。欠陥撮影時の照明条件の変動に着目し、適切な欠陥画像を抽出し学習することで、AIによる分類精度を大幅に向上させました。自動車製造における検査工程の効率化に貢献します。

      • Structured Pooling を用いた複数の人物骨格と 物体輪郭からの人物行動認識*

        八馬 遼・佐藤 文彬・関井 大気

        複数の人物の行動をAIによって高精度に自動認識する技術を紹介します。複数人物の関節点だけでなく物体端点を入力として用い、各点の属するインスタンスやフレームなどの事前知識を下に、特徴量を段階的かつ効率的に集約することで、骨格ベース行動認識の従来研究の課題を解決しました。

      • 事前学習済みDNNを用いたゼロショット異常行動認識*

        佐藤 文彬・八馬 遼・関井 大気

        特定行動認識のデータセットで事前学習されたDNNを用いたゼロショット異常行動認識技術について紹介します。本技術は異常行動の観測データ・教師データなしにユーザーのテキスト入力文に基づき異常を具体化・識別するもので、利用シーンの拡大や認識精度の向上に繋がります。

      • 売れるデザインを科学するEXplainable感性(EX感性)

        • 峯岸 なつ子
        • 井上 暁
        • 浦谷 勝一
        • 鷲巣 貴志

        デザイン画像に訴求力を見込める特徴があるかを分析・解析する新規事業「EX感性」の技術と検証事例を紹介します。主な技術は画像の注目性及び印象の分析であり、分析結果は「売れるデザイン」の根拠を定量的に示すものとして活用されます。実際に焼肉店に提案したデザインにより、172%の予約数増加が確認されました。

    • コア技術:材料

      • アパレル産業の社会課題解決に貢献する革新的なインクジェットインク/プロセス技術

        • 岡田 拓也
        • 尾中 賢一
        • 川上 創
        • 後藤 賢治
        • 飯島 裕隆

        アパレル製品に使用可能で、廃水のないサステナブルなインクジェット捺染技術を紹介します。布の風合いを損なわない独自の顔料インクと、そのインクを使いこなすためのヘッドクリーニング技術により、アパレル産業にインクジェット捺染システムを導入し、アパレル産業の環境負荷低減に貢献します。

      • インクジェットによる新規細線形成技術

        小俣 猛憲・牛久 正幸・新妻 直人

        プリンテッドエレクトロニクスに使える、10μm以下の細線やメタルメッシュをインクジェットで形成する技術を紹介します。コーヒーリング現象で自己組織化するインクを新規開発することで、既存技術の限界を超える細線を描画することに成功し、印刷による電子デバイス製造の発展に貢献します。

      • 光学フィルムの製品拡大と画像処理による生産状態の定量化

        • 山野邉 一輝
        • 横山 瑞保
        • 松本 怜
        • 伊藤 康敏

        新世代樹脂フィルムの生産に用いられる画像処理技術を紹介します。本技術によりこれまで人に依存していた監視を自動化することで、複数要因からなるフラッタなどのトラブルを定量化または早期検出が可能となりました。今後もDXにより、顧客の生産性向上やナレッジ継承に貢献していきます。

      • 次世代Quanticell®用蛍光微粒子のデータ駆動開発*

        • 一杉 俊平
        • 田畑 顕一
        • 池田 祐子
        • 多喜川 真人
        • 服部 達哉

        独自の免疫染色法Quanticell®用の新たな高輝度蛍光微粒子とその開発プロセスを紹介します。データ駆動型の開発による合理的な設計により、感度を大幅に向上させる微粒子の創出に成功しました。その結果、多様化するバイオイメージング領域においても本手法を適用可能であることが示唆されました。

      • Morphological characterization of the novel fine structure of the PMMA/PVDF blend*

        Akihiro Naruke・Xiaobin Liang・Ken Nakajima・Toshio Nishi

        独自性が高く複雑な特性を有するPMMA/PVDFブレンドに関する研究を紹介します。本研究では、低電圧走査透過電子顕微鏡を用いることで、これまで可視化されたことのなかったPMMA/PVDFの内部の微細構造を明らかにしました。また、この構造を基にして導いた3つの新たな熱力学的考察についても紹介します。

    • コア技術:光学・微細加工

      • 産業用インクジェットヘッドを支えるコニカミノルタの微細加工技術

        • 下村 明久
        • 井村 淳史
        • 鮫島 幸一

        産業用インクジェットヘッドに使われる微細加工技術として、高精度ノズル加工と薄膜ピエゾMEMS加工について紹介しています。これらの技術によって、高密度で着弾精度が高く、信頼性の高いインクジェットヘッドを提供し、工業用途などインクジェット技術が適合できる領域を拡大しています。

      • 光学コンポーネントにおける精密加工と表面処理

        • 鈴木 和彦
        • 寺本 みゆき

        コニカミノルタが光をマネージメントする中で培ってきた、光学部材の精密加工技術と表面処理技術の歴史と変遷について紹介します。光ディスク用ピックアップ光学系の発展に触れながら、現在も脈々と進化を遂げる高精度金型加工技術、成形技術、機能膜コーティング技術を説明しています。c

      • Durable super-hydrophobic antireflection coating with hierarchical nano-structure*

        • 多田 一成

        ナノサイズの凹凸を形成することで、耐久性と超撥水性を両立した反射防止膜を付与するコーティング技術を紹介します。銀の自己組織化マスクを利用し、SiO2をエッチングで削りだすことで、レンズのような曲面であっても、超撥水コーティングを施すことができます。

      • 複合機ソフトウェアの市場品質向上

        • 浅井 伸一
        • 眞鍋 健二
        • 後藤 自朗

        複合機に搭載されたソフトウェアにおいて、実際に使われている製品の市場品質を可視化することで、多発不具合の早期発見や迅速な対策ファームウェア適用を実現した取組を紹介します。この取組はコントローラー制御部のソフトウェアに適合され、お客様の利便性と安全性を高めるとともに、開発効率の改善にも寄与しました。

      • イメージング分光測色計による新たな価値の提供

        • 田中 宏樹
        • 柴田 洋輝
        • 山本 信次

        グループ会社であるSPECIMのハイパースペクトルカメラとの組み合わせによって効率的に商品化したイメージング分光測色計HSI-1dを紹介します。本製品は位置合わせの手間を無くすとともに、複数点の同時測定を可能とするなど、微正面の色測定の効率化を実現しています。

    • プロダクト紹介:CSR

      • 日本初の8K LEDドームディスプレイを用いたデジタルプラネタリウム - プラネタリウム技術・業界の現状と将来に向けて -

        古瀬 弘康

        2021年10月に新規開設した、日本初8K LEDドームのデジタルプラネタリウム「満天NAGOYA」の概要を、プラネタリウム技術・業界の歴史と展望とともに紹介しています。従来型ドーム映像と比べ、輝度、コントラスト、色再現性および解像度に優れており、高臨場感の映像体験を提供することができます。

      • FORXAI パーパスブランディングプロセス*

        • 長田 彩加人

        コニカミノルタが行うパーパスブランディングの手法を、社会のDXを支えるプラットフォームFORXAIのブランディング事例をもとに紹介します。この手法を用いて、社内外に対してブランドのビジョンとパーソナリティを発信し、パートナー・社員が一丸となって目指すべき方向性に進むことができています。

      • 八王子市学校現場の課題解決に向けた 「モノづくり×ICT」の教育支援

        • 宮本 聖
        • 工藤 俊樹
        • 新野 順司
        • 大西 和子

        八王子市中学校パソコン部に対して実施したICT教育支援の取組を紹介します。コニカミノルタの強みを活かした「モノづくり×ICT」の教育プログラムを中学生向けに作成・提供することで、未来のIT人財の強化とともに地域活性化に貢献しています。

      • Mutational and splicing landscape in a cohort of 43,000 patients tested for hereditary cancer*

        Carolyn Horton・Ashley Cass・Blair R. Conner・Lily Hoang・Heather Zimmermann・Nelly Abualkheir・David Burks・Dajun Qian・Bhuvan Molparia1・Huy Vuong・Holly LaDuca・Jessica Grzybowski・Kate Durda・Robert Pilarski・Jessica Profato・Katherine Clayback2・Martin Mahoney・Courtney Schroeder・Wilfredo Torres-Martinez・Aaron Elliott・Elizabeth C. Chao and Rachid Karam

        DNAとRNAのシーケンシングを組み合わせることでがん感受性を持つ個体を特定し、遺伝性がんのリスクを評価する技術について紹介します。このアプローチにより、mRNAスプライシングバリアントの検出と分類の限界を克服し、遺伝性がん予防に貢献する可能性が示されました。

  • 研究開発活動

  • ※執筆者の所属名や役職等は、発行当時のものです。
    ※テクノロジーレポートに掲載している情報は発行当時のものです。開発、製造、サービスを終了している可能性がありますこと、ご了承ください。

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